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乳がん検査
(マンモ2D・3D / エコー)

乳がん検査(マンモ2D・3D / エコー)のご紹介

マンモグラフィ検査は、乳房専用のX線撮影により乳がんの早期発見を目的とした画像検査です。 

検査時は、撮影台の上に乳房をのせ、透明な板で乳腺を圧迫し薄くのばして撮影します。乳房を薄く平らにすることで、病変が見やすくなります。左右それぞれの乳房に対し上下や斜めから撮影します。 

10~15分程度で短時間検査が可能のため、定期的な乳がん検診に最適です。

当院では最新の 3Dマンモグラフィ(トモシンセシス) を導入しており、従来のマンモグラフィ画像(2D)に比べて乳腺の重なりを分離して表示できるため、小さな病変や見えにくい部分も評価しやすくなります。(左が3D, 右が2D)

乳がんは『早期発見』が大切です

乳がんは日本人女性のがんの中で最も多いがんのひとつです。現在、9人に1人が生涯で乳がんを経験するといわれています。
ただし、乳がんは早期に発見できれば90%以上が治癒可能なので発見のタイミングがとても大切です。
乳がんはしこりや皮膚のひきつれなどで気づくこともありますが、初期段階では症状がほとんど出ません。

マンモグラフィの2Dと3D(トモシンセシス)について 

2Dマンモグラフィ

従来法。一般的なマンモグラフィ検査のことです。1回の圧迫で平面画像を得ます。石灰化の評価にすぐれます。

3Dマンモグラフィ(トモシンセシス)

薄い断層画像を重ねて立体的な画像を作る方法です。乳腺の重なりによる見えづらさが低減されるので、小さな病変や腫瘤も発見しやすいです。2Dと比べて精度が高いので、見落としや再検査を低減できるメリットがあります。 

乳がん検査で乳房を圧迫する理由

乳房を圧迫する理由は「より正確に異常を見つけるため」「被ばくを少なくするため」「画像を鮮明に保つため」の3つに集約されます。
乳房を圧迫すると厚みが均一になり、組織の重なりが少なくなります。
その結果、小さな腫瘤や石灰化といった病変が鮮明に写りやすくなります。圧迫をしないと影が重なって、異常が見つかりにくくなってしまうのです。
また、圧迫によって乳房が薄くなることで少ないX線量で十分な画像を得ることができ、被ばく量を減らすことができます。

こんな方におすすめ

  1. 1 40歳以上で一度もマンモグラフィを受けたことがない方
  2. 2 ご家族に乳がんの既往がある方
  3. 3 初潮が早い、閉経が遅い方
  4. 4 出産・授乳経験のない方
  5. 5 たばこ・アルコール摂取が多い方
  6. 6 健康診断や婦人科検診で良性所見の指摘を受けたことがある方
  7. 7 ご自身で乳房に対して違和感や不安を感じている方

当院の特徴

  • 01

    受診者の身体に寄り添う
    最新機種を導入

    撮影台下部に体の形状に合ったカーブ(Fit Curve)を設け検査時の窮屈さを和らげます。

    (AMULET SOPHINITY FUJIFILM製)

  • 02

    マンモグラフィ
    認定技師在中

    検査は、経験豊富な女性技師が行います。

  • 03

    女性技師対応
    プライバシー配慮

    マンモグラフィ用の使い捨てケープを着用していただき、検査時はお部屋を暗くしてプライバシーに配慮して、撮影を行います。

  • 04

    検査時の痛み軽減機能あり
    (乳房圧迫自動減圧制御装置)

    乳房圧迫時の痛み軽減を目指した圧迫自動減圧制御機能「Comfort Comp」を標準搭載しています。

検査項目/費用

検査項目 検査内容 費用(税込)
マンモグラフィ (MMG) 2D 5,000円
2D + 3D(トモシンセシス) 12,000円※
乳腺エコー 5,000円
セット検査 MMG 2D + 乳腺エコー 10,000円
MMG 2D + 3D + 乳腺エコー 17,000円

※「2D + 3D(トモシンセシス)」は通常価格12,000円のところ、2026年3月31日まで特別価格の「9,900円」でご提供しています。

2Dマンモグラフィと3Dマンモグラフィの比較

項目 2Dマンモグラフィ 3Dマンモグラフィ(トモシンセシス)
撮影方法 乳房を圧迫して2方向(上下・斜め)から平面画像を撮影 乳房を圧迫し、X線の管球が移動して乳房を多方向から複数枚撮影→断層画像を再構成(3D)
画像の特徴 平面的な1枚画像で、乳腺や病変が重なって写ることがある 1mmごとのスライス画像で乳腺重なりを分離し、立体的に観察できる
検出精度 高濃度乳腺では病変が隠れることがある 高濃度乳腺でも腫瘤・石灰化をより明瞭に描出できる
メリット ・被ばく線量が少ない ・乳腺の重なりによる見落としが減少
・乳がん検診の標準検査 ・がんの早期発見率が向上
・撮影・読影が比較的短時間 ・再撮影(要再検)の減少につながる
デメリット ・乳腺の重なりで異常を見落とす可能性 ・2Dより被ばく線量がやや多い(約1.2〜1.5倍)
・要再検が出やすい ・読影時間が長くなる傾向
適している方 ・一般的な検診目的の方 ・高濃度乳腺の方
・乳腺が比較的少ない方(40歳以上の方) ・過去に要再検となった方
・乳がん検診を1度も受けたことのない方 ・より精度の高い検査を希望する方
検査時間 約5~10分 約10~15分(撮影枚数が多いため)
被ばく量 低い(基準内) やや高いが、基準内で安全性は確保されている
費用(自費の場合) 相場3千~8千円 相場1万~2万円
痛みが苦手な方・妊娠/授乳中の方へ

乳がん検診は乳腺超音波という選択肢があります 
超音波は放射線を使わず、痛みがない検査でしこりを見つけるのが得意です。
特に若い方や乳腺が発達している方(高濃度乳腺)は乳腺超音波をオススメします。
妊娠中や授乳中でも受けることができます。 
また、マンモグラフィ検査と乳腺超音波検査の両方を組み合わせることで、より精度の高い乳がん検診を受けていただくことが可能です。

予約から検査結果までの流れ

  1. STEP01
    ご予約

    「どのコースを選んだらいいかわからない」「どれが自分に合っているのか相談したい」「オプションや検査項目の内容を詳しく聞きたい」などありましたら、お電話でご説明いたします。「お電話でのご予約」ボタンを押して、お問い合わせください。

    ご都合の良い時間に、Webサイトから健康診断・人間ドックご予約が可能です。以下の「Web予約はこちら」ボタンより、予約フォームへお進みください。

  1. STEP02
    受付・着替え

    マンモグラフィ検査のみ受けられる方は、受付後に直接検査室へご案内します。お着替えは検査室内で行っていただき、上半身を脱いだ状態で専用のケープを羽織っていただきます。ご不明な点や不安なことがあれば遠慮なくお声がけください。検査は短時間で終わります。

  1. STEP03
    ポジショニング

    放射線技師が、乳房の位置や機器の角度を調整し、最もきれいに撮影できる姿勢を整えさせていただきます。髪が長い方は結んでいただくようにお願いしています。(髪留めはご用意しています)
    また、ネックレスや長いピアスなどは外していただきます。
    痛みが強くならないようお声がけしながら進めますのでご安心ください。
    不安や痛みが強い場合は、無理せずにお伝えください。

  1. STEP04
    撮影

    撮影は左右を片方ずつ、2方向行うため、計4回圧迫します。
    1回の圧迫は数秒で終わります。
    圧迫は「より正確に異常を見つけるため」「被ばくを少なくするため」「画像を鮮明に保つため」に必要です。
    当院では従来の2D撮影と、より精密に検査できる3D撮影が選択できます。
    3D撮影は2D撮影と比較して1回の圧迫時間が5~10秒ほど長くなります。
    しかし、どちらの撮影もポジショニングや圧迫の強さに違いはありませんのでご安心下さい。

  1. STEP05
    画像確認/終了 

    検査結果は2~3週間程度で、指定のご住所宛てに郵送させていただきます。
    結果に関するご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

マンモグラフィ検査に関するよくあるご質問

Q 痛みが心配です、、、
A 痛みの感じ方には個人差があります。生理後1週間程度はホルモンの影響で乳房がやわらぎ、受けていただきやすい傾向です。圧迫圧は調整できますので遠慮なくお申し出ください。
Q 制汗スプレーやパウダー、メイク用品は使ってもいい?
A パウダーや制汗剤は白い影(アーチファクト)の原因になります。検査当日は乳房・ワキ周りの化粧品は控え、金属アクセサリーは外してください。
Q 以前、乳腺が濃いと言われました。どうすればいい?
A 乳腺が発達している(高濃度乳腺)方ですと、2Dマンモグラフィだけでは重なりで見えにくいことがあります。3Dマンモグラフィや超音波の併用で精度の高い乳がん検診を受けていただけます。
Q しこりを触れます。健診でいい?
A 症状がある場合は健診ではなく「診療(保険)」での評価が基本です。まずは外来受診でご相談ください。
Q 豊胸インプラントがあります。検査可能ですか?
A 要相談となりますが現時点では対応可能とさせていただきます。撮影法や可否を事前に確認しますので、予約時に必ずお知らせください。
Q 授乳中ですが受けられますか?
A 基本的には、断乳後6か月から可能ですが、乳腺が発達し画像評価が難しいことがあります。時期や必要性は事前にご相談いただけますとスムーズにご案内できます。
Q 3Dマンモグラフィ検査で2Dマンモグラフィも撮影するのは何故ですか?
A 3Dのマンモグラフィでは、乳房を少しずつ角度を変えて撮影し、立体的な画像を作ります。 ただ、3Dの画像だけですと、2D画像と見え方が少し違うため、過去比較や確認がしづらいことがあります。 そのため、2Dの画像も同時に撮影しておくことで、比較読影がしやすくより正確に判断できるようになります。 また、読影医師によっては2D画像で全体のバランスを見ながら、3D画像で細かい部分を確認することもあります。 2Dと3Dを組み合わせることで安全で正確な診断につながります。 3Dマンモグラフィ検査だから圧迫する回数が多くなったり、圧迫が強くなったりすることはありませんのでご安心ください。少しでも不安や疑問点がありましたら放射線技師にお気軽にご相談下さい。

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