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膝側副靱帯損傷

もしかして膝側副靱帯損傷?こんな症状はありませんか?

  1. 1 膝の外側に痛みがある
  2. 2 膝を伸ばしたり曲げたりすると痛む
  3. 3 膝が不安定な感じがする、ぐらつく
  4. 4 膝の外側を押すと痛い
  5. 5 膝が腫れている、熱を持っている
  6. 6 膝をひねるような怪我をした

このような症状がある場合、膝側副靱帯損傷の可能性があります。自己判断せずに、まずは専門医にご相談ください。

膝側副靱帯損傷とは?

膝関節には、内側と外側にそれぞれ側副靱帯という靱帯があります。この靱帯は、膝の横方向への動きを安定させる役割を担っています。膝側副靱帯損傷は、この外側の側副靱帯が、スポーツや事故などによる外力によって損傷した状態を指します。損傷の程度によって、軽度のものから完全に断裂してしまうものまであります。

膝側副靱帯損傷の原因

膝側副靱帯損傷の主な原因は、以下のような外力が膝に加わることです。

スポーツ中の接触プレー

サッカーやラグビーなどで、相手選手と接触し、膝の外側に強い力が加わる

スポーツ中の急な方向転換やひねり

スキーやバスケットボールなどで、膝が不自然な方向にねじられる

転倒

階段や段差で足を滑らせ、膝を強く打つ

交通事故

車やバイクの事故で、膝に直接的な衝撃を受ける

膝側副靱帯損傷の進行

膝側副靱帯損傷の症状や進行は、損傷の程度によって異なります。

軽度(捻挫)

靱帯が部分的に伸びたり、わずかに損傷したりした状態です。痛みは比較的軽く、腫れも少ないことが多いです。日常生活は比較的可能ですが、運動時には痛みを感じることがあります。

中度(部分断裂)

靱帯の一部が断裂した状態です。痛みや腫れは中程度で、膝の不安定感を感じることがあります。歩行や階段の上り下りが困難になることもあります。

重度(完全断裂)

靱帯が完全に断裂した状態です。激しい痛みと腫れがあり、膝の不安定感が強く、自力での歩行が困難になることが多いです。

放置すると、膝の不安定性が慢性化し、半月板損傷や変形性膝関節症などの二次的な障害を引き起こす可能性があります。

膝側副靱帯損傷の診断

膝側副靱帯損傷の診断は、主に以下の方法で行われます。

問診

受傷時の状況や症状について詳しくお伺いします。

理学検査

膝の可動域や安定性、圧痛などを確認します。特に、膝を外側に開くような力を加えた際の痛みの有無や不安定性を評価します。

レントゲン検査

骨折の有無を確認します。靱帯はレントゲンには写りませんが、他の骨の異常がないかを確認するために行います。

MRI検査

靱帯や軟骨の状態を詳しく評価することができます。損傷の程度や、他の組織(半月板や前十字靱帯など)の損傷の有無を確認するために非常に有効です。

超音波検査

靱帯の状態をリアルタイムで観察できます。比較的簡便に行えますが、MRIほど詳細な評価は難しい場合があります。

膝側副靱帯損傷の治療

膝側副靱帯損傷の治療法は、損傷の程度や患者様の状態によって異なります。

保存療法

軽度から中程度の損傷に対して行われることが多いです。

安静

患部を動かさないようにします。

冷却

炎症を抑えるためにアイシングを行います。

圧迫

腫れを抑えるために包帯などで圧迫します。

挙上

患部を心臓より高く保ち、腫れを軽減します。

装具療法

膝の安定性を高めるために、サポーターや装具を装着します。

リハビリテーション

痛みが軽減してきたら、関節の可動域を回復させる訓練や、筋力トレーニングを行います。特に、膝周りの筋肉(大腿四頭筋やハムストリングスなど)を強化することで、膝の安定性を高めます。リハビリテーションが必要な場合には、同法人こうのす共生病院や他医療機関をご紹介いたしますのでご安心ください。

手術療法

重度の完全断裂の場合や、保存療法で十分な効果が得られない場合に行われます。

靱帯修復術

断裂した靱帯を縫い合わせる手術です。

靱帯再建術

断裂した靱帯を、患者様自身の他の部位の腱や人工靱帯を用いて再建する手術です。

手術後は、リハビリテーションが非常に重要になります。早期のスポーツ復帰や日常生活への復帰を目指し、段階的にリハビリテーションを進めていきます。手術が必要な場合には、同法人こうのす共生病院や他医療機関をご紹介いたしますのでご安心ください。

治療の特徴

丁寧な診察と的確な診断

豊富な経験を持つ専門医が、患者様の症状を丁寧に評価し、正確な診断を行います。

患者様一人ひとりに合わせた治療計画

保存療法から手術療法まで、幅広い選択肢の中から最適な治療法をご提案します。

駅チカでアクセス便利

大宮駅西口から徒歩3分ですので、通院しやすい環境です。

早期診断・早期治療が大切です。

膝の痛みや不安定感を感じたら、放置せずに早期に専門医を受診することが大切です。早期に適切な治療を開始することで、症状の悪化を防ぎ、早期の回復につながります。自己判断せずに、お気軽にご相談ください。

ご予約・お問い合わせ

予約フロー

当院では、皆様の健康をサポートするため、整形外科のご予約を承っております。
「膝・腰・肩・手首・肘・足首・筋肉がいたい、しびれている、違和感がある」という方も、「受診するほどではないかも…」と思っている痛みや不調も、早期の対応が回復のカギになることがあります。どんな症状でも、まずはご相談ください。当院では、一人ひとりの声に耳を傾けた丁寧な整形外科診療を心がけています。
患者様のご都合に合わせて、以下の3つの方法でご予約いただけます。

  1. STEP01
    お電話でご相談

    「受診するほどではないかも…」「自分では判断できないかから受診や検査について詳しく聞きたい」という方は、どうぞお気軽にお電話ください。経験豊富な職員が、皆様の疑問や不安に丁寧にお答えいたします。

    電話によるお問い合わせ

    電話番号:048-783-2637
    受付時間:8:45~18:00

    些細なことでも構いませんので、気になることがございましたら、ご遠慮なくお問い合わせください。
    詳細な検査を必要と判断した場合は、スムーズに検査のご案内をさせていただきます。

  1. STEP02
    お電話でのご予約

    検査内容についてご理解いただけましたら、お電話で直接ご予約いただくことも可能です。
    ご希望の日時や、その他ご要望などございましたら、お気軽にお申し付けください。

    「受診するほどではないかも…」「自分では判断できないかから受診や検査について詳しく聞きたい」という方は、どうぞお気軽にお電話ください。経験豊富な職員が、皆様の疑問や不安に丁寧にお答えいたします。

    電話によるお問い合わせ

    電話番号:048-783-2637
    受付時間:8:45~18:00

    ご予約の際には、以下の情報をお伺いいたしますので、あらかじめご了承ください。

    ・お名前
    ・生年月日
    ・ご連絡先電話番号
    ・ご希望の検査日時(いくつか候補日をお知らせいただけるとスムーズです)
    ・健康保険証の情報
    ・現在の症状や、健康診断での指摘事項など
    ・現在の症状や、健康診断での指摘事項など

  1. STEP03
    Webからのご予約 (24時間受付)

    ご都合の良い時間に、Webサイトから整形外科のご予約が可能です。以下のボタンより、予約フォームへお進みください。

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