病気から探す

肘部管症候群

もしかして肘部管症候群?こんな症状はありませんか?

  1. 1 小指と薬指のしびれ
  2. 2 手のひらや指の感覚が鈍い
  3. 3 肘の内側から前腕にかけての痛み
  4. 4 物を掴む、握るなどの細かい動作がしにくい
  5. 5 ボタンをかける、箸を使うなどの日常動作で不便を感じる
  6. 6 夜間や明け方に症状が強く感じられる
  7. 7 症状が進むと、手の筋肉が痩せてきたように感じる

これらの症状は、日常生活に支障をきたすだけでなく、進行すると手の機能低下につながる恐れがあります。気になる症状があれば、早めの受診をおすすめします。

肘部管症候群とは?

肘部管症候群(ちゅうぶかんしょうこうぐん)は、肘の内側にある神経の通り道「肘部管」で、尺骨神経(しゃっこつしんけい)という神経が圧迫されたり、牽引されたりすることで起こる神経障害です。

尺骨神経は、主に小指と薬指の感覚、手のひらの小指側の感覚、そして手の細かい動きに必要な筋肉の一部を支配しています。そのため、この神経が障害されると、特有のしびれや痛み、運動麻痺などの症状が現れます。

肘部管症候群の原因

肘部管症候群の主な原因は、以下のようなものが考えられます。

肘の使いすぎや酷使

長時間のパソコン作業、スポーツ、楽器演奏などで肘に負担がかかること。

肘の変形

加齢による関節の変形や、過去の骨折、脱臼などが原因で肘部管が狭くなること。

腫瘍やガングリオン

肘部管の近くにできた腫瘍やガングリオンが神経を圧迫すること。

神経のずれ

何らかの原因で尺骨神経が正常な位置からずれてしまうこと。

原因不明

明確な原因が特定できない場合もあります。

日常生活での些細な動作や習慣が、肘部管症候群を引き起こすこともあります。

肘部管症候群の進行

肘部管症候群は、一般的に徐々に進行していきます。初期には、小指と薬指の一時的なしびれとして現れることが多いですが、放置すると症状は悪化し、以下のような段階を経て進行することがあります。

初期
中期
後期

早期に適切な治療を行うことで、進行を遅らせたり、症状の改善を図ることが可能です。

肘部管症候群の診断

肘部管症候群の診断は、主に以下の方法で行われます。

問診

患者様の症状、発症時期、日常生活の状況などを詳しくお伺いします。

神経学的検査
ティネル徴候

肘の内側を軽く叩くと、小指や薬指にしびれが響くかを確認します。

フローマン徴候

紙などを親指と人差し指で挟んだ際に、親指の先端が曲がるかを確認します。

感覚検査

指先の感覚や痛覚などを確認します。

運動機能検査

手指の細かい動きや筋力などを評価します。

画像検査(レントゲン、MRI検査)

必要に応じて、肘の骨や関節の状態、腫瘍やガングリオンの有無などを確認します。

これらの検査を総合的に判断し、正確な診断を行います。

肘部管症候群の治療

肘部管症候群の治療法は、症状の程度や原因によって異なります。

保存療法

安静

肘への負担を減らすため、安静を保ちます。

装具療法

肘の過度な屈曲を防ぐための装具(サポーターなど)を使用します。特に夜間の装着が有効な場合があります。

薬物療法

痛みや炎症を抑えるための内服薬や湿布などを使用します。

神経ブロック注射

痛みが強い場合、局所麻酔薬やステロイド薬を神経の周囲に注射することで、痛みを緩和します。

手術療法

保存療法で十分な効果が得られない場合や、症状が進行している場合には、手術が検討されます。手術の目的は、肘部管を広げて尺骨神経への圧迫を取り除くことです。手術が必要な場合には、同法人こうのす共生病院や他医療機関をご紹介いたしますのでご安心ください。

肘部管開放術

肘の内側の皮膚を切開し、尺骨神経を圧迫している靭帯や骨の一部を切離します。

尺骨神経前方移行術

尺骨神経を圧迫の少ない前方の位置に移動させる手術です。

手術の方法は、患者様の状態や原因によって選択されます。

with Life クリニック 大宮駅前の治療の特徴

丁寧な診察と的確な診断

豊富な経験を持つ専門医が、患者様の症状を丁寧に評価し、正確な診断を行います。

患者様一人ひとりに合わせた治療計画

保存療法から手術療法まで、幅広い選択肢の中から最適な治療法をご提案します。

駅チカでアクセス便利

大宮駅西口から徒歩3分ですので、通院しやすい環境です。”

早期診断・早期治療が大切です。

肘部管症候群は、放置すると症状が進行し、手の機能低下につながる可能性があります。早期に診断を受け、適切な治療を開始することで、症状の改善や進行の抑制が期待できます。

「もしかして肘部管症候群かも?」と感じたら、我慢せずに、お早めにご相談ください。

ご予約・お問い合わせ

予約フロー

当院では、皆様の健康をサポートするため、整形外科のご予約を承っております。
「膝・腰・肩・手首・肘・足首・筋肉がいたい、しびれている、違和感がある」という方も、「受診するほどではないかも…」と思っている痛みや不調も、早期の対応が回復のカギになることがあります。どんな症状でも、まずはご相談ください。当院では、一人ひとりの声に耳を傾けた丁寧な整形外科診療を心がけています。
患者様のご都合に合わせて、以下の3つの方法でご予約いただけます。

  1. STEP01
    お電話でご相談

    「受診するほどではないかも…」「自分では判断できないかから受診や検査について詳しく聞きたい」という方は、どうぞお気軽にお電話ください。経験豊富な職員が、皆様の疑問や不安に丁寧にお答えいたします。

    電話によるお問い合わせ

    電話番号:048-783-2637
    受付時間:8:45~18:00

    些細なことでも構いませんので、気になることがございましたら、ご遠慮なくお問い合わせください。
    詳細な検査を必要と判断した場合は、スムーズに検査のご案内をさせていただきます。

  1. STEP02
    お電話でのご予約

    検査内容についてご理解いただけましたら、お電話で直接ご予約いただくことも可能です。
    ご希望の日時や、その他ご要望などございましたら、お気軽にお申し付けください。

    「受診するほどではないかも…」「自分では判断できないかから受診や検査について詳しく聞きたい」という方は、どうぞお気軽にお電話ください。経験豊富な職員が、皆様の疑問や不安に丁寧にお答えいたします。

    電話によるお問い合わせ

    電話番号:048-783-2637
    受付時間:8:45~18:00

    ご予約の際には、以下の情報をお伺いいたしますので、あらかじめご了承ください。

    ・お名前
    ・生年月日
    ・ご連絡先電話番号
    ・ご希望の検査日時(いくつか候補日をお知らせいただけるとスムーズです)
    ・健康保険証の情報
    ・現在の症状や、健康診断での指摘事項など
    ・現在の症状や、健康診断での指摘事項など

  1. STEP03
    Webからのご予約 (24時間受付)

    ご都合の良い時間に、Webサイトから整形外科のご予約が可能です。以下のボタンより、予約フォームへお進みください。

    Web予約はこちら
    Web予約の流れ
    1. 1 診療科を選択
      【整形外科】保険診療・自費診療
    2. 2 詳細を選択
      初めて当院に受診する方、以前当院を受診されてから期間が空いている方、新しい症状の方は「初診」をご選択ください。
      以前当院に受診されてから期間が空いていない方、症状が継続している方は「再診」をご選択ください。
    3. 3 日時選択
      受診希望の日時をご選択ください。
    4. 4 必要事項を入力
      氏名、生年月日、連絡先、ご希望の検査日時など、必要事項をご入力ください。
    5. 5 問診の入力
      予約の項目によって問診入力画面に進みます。問診票にご回答いただくと、当日の受付がスムーズになります。
    6. 6 予約内容の確認
      入力内容をご確認いただき、送信してください。
    7. 7 予約完了
      ご予約が完了しましたら、ご登録いただいたメールアドレスやLINEに確認の情報をお送りいたします。

内科・消化器内科(内視鏡)
048-783-
2637
健康診断・人間ドック
048-783-
2685
メールでのご予約・
お問い合わせ
WEB予約