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もしかして頚髄症？こんな症状はありませんか？

もし、下記のような症状にお心当たりがあれば、頚髄症の可能性があります。自己判断せずに、お早めにご相談ください。

1. 1 首から肩、腕にかけての痛みやしびれがある
2. 2 手の指先の細かい動きがしにくい（ボタンをかける、箸を使うなどが難しい）
3. 3 脚のしびれや麻痺があり、歩きにくい、つまずきやすい
4. 4 階段の上り下りが困難になった
5. 5 排尿や排便の障害がある（頻尿、尿漏れ、便秘など）
6. 6 体幹の感覚が鈍い、締め付けられるような感じがする
   

これらの症状は徐々に進行することが多いため、「年のせいかな」と思わずに、気になる症状があれば放置しないことが大切です。

頚髄症とは？

頚髄症（けいずいしょう）とは、首の骨の中を通る神経の束である脊髄が、様々な原因によって圧迫されたり、損傷したりすることで起こる病気です。脊髄は脳からの指令を全身に伝え、全身の感覚や運動機能を司る非常に重要な神経です。頚髄が圧迫されると、手足の麻痺やしびれ、感覚障害、歩行障害、排尿・排便障害など、日常生活に支障をきたす様々な症状が現れます。

頚髄症の原因

頚髄症の主な原因は、加齢に伴う首の骨や椎間板の変化です。具体的には、以下のようなものが挙げられます。

頚椎椎間板ヘルニア

椎間板の中にある髄核が飛び出し、神経を圧迫する

頚椎症性脊髄症

加齢により椎間板や靭帯が変性し、骨棘（こつきょく）と呼ばれる骨の突起が形成され、脊髄を圧迫する

後縦靭帯骨化症（こうじゅうじんたいこっかしょう）

脊髄の前にある後縦靭帯が骨のように硬くなり、脊髄を圧迫する

黄色靭帯骨化症（おうしょくじんたいこっかしょう）

脊髄の後ろにある黄色靭帯が骨のように硬くなり、脊髄を圧迫する

頚椎腫瘍

脊髄やその周辺に腫瘍ができることで脊髄を圧迫する

外傷

首の骨折や脱臼などにより脊髄が損傷される

これらの原因が単独で、あるいは複合的に関与して頚髄症を引き起こします。

頚髄症の進行

頚髄症の進行は、原因や個人の状態によって異なりますが、一般的には徐々に進行していくことが多いです。初期には首や肩の痛み、手のしびれといった軽い症状から始まり、進行すると手の細かい動作が困難になったり、歩行が不安定になったりします。さらに進行すると、排尿・排便障害といった重篤な症状が現れることもあります。

症状の進行は緩やかな場合もあれば、階段状に悪化する場合もあります。早期に適切な治療を行うことで、症状の進行を遅らせたり、改善させたりすることが期待できます。

頚髄症の診断

頚髄症の診断には、以下のような検査が行われます。

問診

患者様の症状、既往歴、生活習慣などを詳しくお伺いします。

神経学的検査

筋力、感覚、反射、歩行などを評価し、神経の障害部位や程度を確認します。

レントゲン検査

首の骨の変形や不安定性、骨棘の有無などを確認します。

MRI検査

脊髄や神経根の圧迫、椎間板の状態、靭帯の異常などを詳細に評価できます。頚髄症の診断には特に重要な検査です。

CT検査

骨の構造をより詳しく評価するのに役立ちます。

これらの検査結果を総合的に判断し、頚髄症の診断を確定します。

頚髄症の治療

頚髄症の治療法には、保存療法と手術療法があります。患者様の症状、進行度、年齢、全身状態などを考慮して、最適な治療法を選択します。

保存療法

手術を行わずに症状の改善を目指す治療法です。

薬物療法

痛みや炎症を抑えるための内服薬（鎮痛剤、筋弛緩剤、神経障害性疼痛治療薬など）や外用薬を使用します。

装具療法

首の動きを制限する頚椎カラーなどを装着し、脊髄への負担を軽減します。

理学療法・運動療法

首や肩周りの筋肉を鍛えたり、柔軟性を高める運動を行います。神経症状の改善や日常生活動作の維持を目指します。

神経ブロック注射

痛みが強い場合に、神経の近くに局所麻酔薬などを注射し、痛みを緩和します。

保存療法は、比較的軽度の症状の場合や、手術が適さない場合に行われます。

手術療法

脊髄の圧迫を取り除くことを目的とした治療法です。

前方除圧固定術

首の前方から椎間板や骨棘などを取り除き、脊髄の圧迫を解除した後、金属製のプレートなどで固定します。

後方除圧術

首の後方から骨の一部や靭帯を切除し、脊髄の圧迫を解除します。

椎弓形成術

首の後方の骨の一部を切開し、脊髄の通り道を広げる手術です。

手術療法は、保存療法で症状が改善しない場合や、症状が進行している場合、日常生活に大きな支障がある場合などに検討されます。手術が必要な場合には、同法人こうのす共生病院や他医療機関をご紹介いたしますのでご安心ください。

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早期診断・早期治療が大切です。

頚髄症は、進行すると日常生活に大きな支障をきたす可能性があります。早期に診断を受け、適切な治療を開始することで、症状の進行を遅らせたり、改善させたりすることが期待できます。

「もしかして頚髄症かな？」と思ったら、自己判断せずに、お早めに当院にご相談ください。

ご予約・お問い合わせ

当院では、皆様の健康をサポートするため、整形外科のご予約を承っております。
「膝・腰・肩・手首・肘・足首・筋肉がいたい、しびれている、違和感がある」という方も、「受診するほどではないかも…」と思っている痛みや不調も、早期の対応が回復のカギになることがあります。どんな症状でも、まずはご相談ください。当院では、一人ひとりの声に耳を傾けた丁寧な整形外科診療を心がけています。
患者様のご都合に合わせて、以下の3つの方法でご予約いただけます。

1. STEP01

   お電話でご相談

   「受診するほどではないかも…」「自分では判断できないかから受診や検査について詳しく聞きたい」という方は、どうぞお気軽にお電話ください。経験豊富な職員が、皆様の疑問や不安に丁寧にお答えいたします。

   電話によるお問い合わせ

   電話番号：048-783-2637
   受付時間：8:45～18:00

   些細なことでも構いませんので、気になることがございましたら、ご遠慮なくお問い合わせください。
   詳細な検査を必要と判断した場合は、スムーズに検査のご案内をさせていただきます。

   

1. STEP02

   お電話でのご予約

   検査内容についてご理解いただけましたら、お電話で直接ご予約いただくことも可能です。
   ご希望の日時や、その他ご要望などございましたら、お気軽にお申し付けください。

   「受診するほどではないかも…」「自分では判断できないかから受診や検査について詳しく聞きたい」という方は、どうぞお気軽にお電話ください。経験豊富な職員が、皆様の疑問や不安に丁寧にお答えいたします。

   電話によるお問い合わせ

   電話番号：048-783-2637
   受付時間：8:45～18:00

   ご予約の際には、以下の情報をお伺いいたしますので、あらかじめご了承ください。

   ・お名前
   ・生年月日
   ・ご連絡先電話番号
   ・ご希望の検査日時（いくつか候補日をお知らせいただけるとスムーズです）
   ・健康保険証の情報
   ・現在の症状や、健康診断での指摘事項など
   ・現在の症状や、健康診断での指摘事項など

   

1. STEP03

   Webからのご予約 (24時間受付)

   ご都合の良い時間に、Webサイトから整形外科のご予約が可能です。以下のボタンより、予約フォームへお進みください。

   Web予約はこちら

   Web予約の流れ

   1. 1 診療科を選択
      【整形外科】保険診療・自費診療
   2. 2 詳細を選択
      初めて当院に受診する方、以前当院を受診されてから期間が空いている方、新しい症状の方は「初診」をご選択ください。
      以前当院に受診されてから期間が空いていない方、症状が継続している方は「再診」をご選択ください。
   3. 3 日時選択
      受診希望の日時をご選択ください。
   4. 4 必要事項を入力
      氏名、生年月日、連絡先、ご希望の検査日時など、必要事項をご入力ください。
   5. 5 問診の入力
      予約の項目によって問診入力画面に進みます。問診票にご回答いただくと、当日の受付がスムーズになります。
   6. 6 予約内容の確認
      入力内容をご確認いただき、送信してください。
   7. 7 予約完了
      ご予約が完了しましたら、ご登録いただいたメールアドレスやLINEに確認の情報をお送りいたします。