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大腿骨頭壊死症

もしかして大腿骨頭壊死症?こんな症状はありませんか?

  1. 1 股関節の痛み(立ち上がり、歩き始め、階段の上り下りなど)
  2. 2 安静にしている時や夜間の痛み
  3. 3 股関節の可動域制限(足を開きにくい、曲げにくいなど)
  4. 4 跛行
  5. 5 膝や太ももの痛みとして感じることもある

このような症状に心当たりのある方は、大腿骨頭壊死症の可能性があります。自己判断せずに、専門医にご相談ください。

大腿骨頭壊死症とは?

大腿骨頭壊死症(だいたいこっとうえししょう)とは、股関節の骨の先端部分である大腿骨頭への血流が悪くなり、骨組織が壊死してしまう病気です。壊死した骨は徐々に潰れていき、強い痛みや股関節の機能障害を引き起こします。

以前は原因不明とされる特発性大腿骨頭壊死症が多いとされていましたが、近年ではステロイド薬の使用やアルコールの多量摂取、外傷などが原因となる続発性大腿骨頭壊死症も増加しています。

大腿骨頭壊死症の原因

大腿骨頭壊死症の明確な原因は、いまだに पूरी解明されていませんが、以下の要因が関連すると考えられています。

特発性大腿骨頭壊死症(原因不明)

特定の病気や明らかな原因がないにも関わらず発症します。

続発性大腿骨頭壊死症(原因が明らかなもの)
ステロイド薬の使用

喘息や膠原病などの治療で長期にわたり大量のステロイド薬を使用した場合。

アルコールの多量摂取

長期間にわたる過度のアルコール摂取。

外傷

大腿骨頸部骨折や股関節脱臼などの外傷による血流障害。

その他の病気

全身性エリテマトーデス(SLE)、関節リウマチ、血液凝固異常症、高脂血症など。

大腿骨頭壊死症の進行

大腿骨頭壊死症は、一般的に以下の段階を経て進行します。

初期

自覚症状がない、または軽い股関節の痛み。レントゲン検査でも異常が見つかりにくいことがあります。

進行期

股関節の痛みが強くなり、可動域制限が現れます。レントゲン検査で骨の変化が認められるようになります。

末期

大腿骨頭が潰れ変形し、強い痛みのため日常生活に支障をきたします。変形性股関節症へと進行することもあります。

病気の進行速度や症状の程度は、患者様によって異なります。

大腿骨頭壊死症の診断

診断は、患者様の症状や既往歴の問診、身体診察に加えて、以下の検査を行います。

レントゲン検査

骨の変形や壊死の状態を確認します。

MRI検査

初期段階の壊死や骨髄浮腫(骨の中のむくみ)を早期に発見するのに有効です。

CT検査

レントゲン検査ではわかりにくい骨の微細な変化や骨折の有無を確認します。

これらの検査結果を総合的に判断し、診断を行います。

大腿骨頭壊死症の治療

治療の目的は、痛みの軽減、股関節機能の維持・改善、そして病気の進行を遅らせることです。治療法は、病気の進行度合いや患者様の年齢、活動レベルなどを考慮して決定されます。

保存療法

薬物療法

痛み止め(鎮痛剤)、骨吸収抑制薬などを用いて痛みを和らげ、骨の破壊を抑制します。

装具療法

股関節への負担を軽減するための装具を使用することがあります。

体重管理

股関節への負担を減らすために、適切な体重を維持することが重要です。

生活指導

アルコールの制限やステロイド薬の使用状況の見直しなどを行います。

手術療法

手術が必要な場合には、同法人こうのす共生病院や他医療機関をご紹介いたしますのでご安心ください。

骨切り術

骨の一部を切り取り、壊死した部分への負荷を軽減させる手術です。比較的早期の患者様に行われることがあります。

人工股関節置換術

壊死した大腿骨頭と臼蓋(股関節の受け皿)を人工の関節に置き換える手術です。進行期から末期の患者様に対して行われ、痛みの軽減と機能改善に高い効果が期待できます。

大腿骨頭回転骨切り術

壊死した部分を負荷のかからない位置に移動させる手術です。特定の条件下で行われることがあります。

with Life クリニック 大宮駅前の治療の特徴

丁寧な診察と的確な診断

豊富な経験を持つ専門医が、患者様の症状を丁寧に評価し、正確な診断を行います。

患者様一人ひとりに合わせた治療計画

保存療法から手術療法まで、幅広い選択肢の中から最適な治療法をご提案します。

駅チカでアクセス便利

大宮駅西口から徒歩3分ですので、通院しやすい環境です。”

早期診断・早期治療が大切です。

大腿骨頭壊死症は、進行すると日常生活に大きな支障をきたす可能性があります。早期に診断を受け、適切な治療を開始することで、病気の進行を遅らせ、痛みを軽減し、股関節の機能を維持することが期待できます。

少しでも股関節に違和感や痛みを感じたら、我慢せずに早めに専門医にご相談ください。

ご予約・お問い合わせ

予約フロー

当院では、皆様の健康をサポートするため、整形外科のご予約を承っております。
「膝・腰・肩・手首・肘・足首・筋肉がいたい、しびれている、違和感がある」という方も、「受診するほどではないかも…」と思っている痛みや不調も、早期の対応が回復のカギになることがあります。どんな症状でも、まずはご相談ください。当院では、一人ひとりの声に耳を傾けた丁寧な整形外科診療を心がけています。
患者様のご都合に合わせて、以下の3つの方法でご予約いただけます。

  1. STEP01
    お電話でご相談

    「受診するほどではないかも…」「自分では判断できないかから受診や検査について詳しく聞きたい」という方は、どうぞお気軽にお電話ください。経験豊富な職員が、皆様の疑問や不安に丁寧にお答えいたします。

    電話によるお問い合わせ

    電話番号:048-783-2637
    受付時間:8:45~18:00

    些細なことでも構いませんので、気になることがございましたら、ご遠慮なくお問い合わせください。
    詳細な検査を必要と判断した場合は、スムーズに検査のご案内をさせていただきます。

  1. STEP02
    お電話でのご予約

    検査内容についてご理解いただけましたら、お電話で直接ご予約いただくことも可能です。
    ご希望の日時や、その他ご要望などございましたら、お気軽にお申し付けください。

    「受診するほどではないかも…」「自分では判断できないかから受診や検査について詳しく聞きたい」という方は、どうぞお気軽にお電話ください。経験豊富な職員が、皆様の疑問や不安に丁寧にお答えいたします。

    電話によるお問い合わせ

    電話番号:048-783-2637
    受付時間:8:45~18:00

    ご予約の際には、以下の情報をお伺いいたしますので、あらかじめご了承ください。

    ・お名前
    ・生年月日
    ・ご連絡先電話番号
    ・ご希望の検査日時(いくつか候補日をお知らせいただけるとスムーズです)
    ・健康保険証の情報
    ・現在の症状や、健康診断での指摘事項など
    ・現在の症状や、健康診断での指摘事項など

  1. STEP03
    Webからのご予約 (24時間受付)

    ご都合の良い時間に、Webサイトから整形外科のご予約が可能です。以下のボタンより、予約フォームへお進みください。

    Web予約はこちら
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    3. 3 日時選択
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      ご予約が完了しましたら、ご登録いただいたメールアドレスやLINEに確認の情報をお送りいたします。

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