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臼蓋形成不全

もしかして臼蓋形成不全症?こんな症状はありませんか?

  1. 1 股関節の付け根あたりが痛む
  2. 2 立ち上がりや歩き始めに股関節に痛みを感じる
  3. 3 長時間歩くと股関節が痛くなる
  4. 4 階段の上り下りがつらい
  5. 5 股関節の可動域が狭くなったように感じる
  6. 6 股関節を動かすと、 clicking 音がする
  7. 7 左右の脚の長さに違いがあると言われたことがある
  8. 8 過去に股関節脱臼と診断されたことがある

上記のような症状がある場合、臼蓋形成不全の可能性があります。自己判断せずに、専門医にご相談ください。

臼蓋形成不全症とは?

臼蓋形成不全(きゅうがいけいせいふぜん)とは、股関節の屋根にあたる臼蓋(きゅうがい)の発育が不十分な状態を指します。正常な股関節では、大腿骨頭(太ももの骨の先端の丸い部分)が臼蓋にしっかりと覆われていることで、安定した滑らかな動きが可能になります。しかし、臼蓋形成不全では、臼蓋が浅く、大腿骨頭を十分に支えきれないため、股関節に不安定性や過度の負担が生じやすくなります。

この状態が長期間続くと、関節軟骨が徐々にすり減り、変形性股関節症へと進行するリスクが高まります。特に若い女性に多く見られる疾患です。

臼蓋形成不全症の原因

臼蓋形成不全の主な原因は、先天的な発育不良と考えられています。胎児期から乳幼児期にかけての股関節の発育過程で、何らかの原因により臼蓋が正常に形成されないことがあります。

その他、以下のような要因も関連する可能性があります。

遺伝的要因

家族歴に臼蓋形成不全の方がいる場合、発症リスクが高まることがあります。

環境要因

生後早期の抱き方や寝かせ方などが、股関節の発育に影響を与える可能性も指摘されています。

臼蓋形成不全症の進行

臼蓋形成不全は、多くの場合、徐々に進行していきます。初期には、運動後や長時間の歩行時に軽い痛みを感じる程度ですが、進行するにつれて、安静時にも痛みが出現したり、股関節の可動域が制限されたりすることがあります。

放置すると、関節軟骨の摩耗が進み、変形性股関節症へと移行する可能性が高くなります。変形性股関節症になると、日常生活に支障をきたすほどの強い痛みが生じ、歩行困難になることもあります。

臼蓋形成不全症の診断

臼蓋形成不全の診断には、以下の検査が行われます。

問診

患者様の症状や既往歴、家族歴などを詳しくお伺いします。

身体診察

股関節の可動域や痛みの部位、歩き方などを確認します。

レントゲン検査

臼蓋の形状や大腿骨頭の位置、関節の状態を確認します。臼蓋形成不全の診断に最も重要な検査です。

CT検査

レントゲン検査では分かりにくい骨の形状をより詳細に評価します。

MRI検査

関節軟骨や周囲の軟部組織の状態を確認し、変形性股関節症の進行度合いなどを評価します。

これらの検査結果を総合的に判断し、診断を確定します。

臼蓋形成不全症の治療

臼蓋形成不全の治療法は、患者様の年齢、症状の程度、進行度合いなどによって異なります。

保存療法

運動療法

股関節周囲の筋力強化や柔軟性を高めるリハビリテーションを行います。

装具療法

股関節を安定させるための装具(骨盤バンドなど)を使用します。

薬物療法

痛みに対して、鎮痛剤や湿布などを使用します。

生活指導

股関節への負担を軽減するような生活習慣(体重管理、無理のない運動など)について指導します。

手術療法

保存療法で十分な効果が得られない場合や、変形性股関節症が進行している場合には、手術が検討されます。主な手術法には以下のようなものがあります。手術が必要な場合には、同法人こうのす共生病院や他医療機関をご紹介いたしますのでご安心ください。

寛骨臼回転骨切り術(RAO)

臼蓋の向きを正常な位置に修正し、大腿骨頭の被覆率を改善する手術です。

内反骨切り術、外反骨切り術

大腿骨の角度を調整し、股関節への負担を軽減する手術です。

人工股関節置換術

変形が進行し、痛みが強い場合に、傷んだ関節を人工関節に置き換える手術です。

with Life クリニック 大宮駅前の治療の特徴

丁寧な診察と的確な診断

豊富な経験を持つ専門医が、患者様の症状を丁寧に評価し、正確な診断を行います。

患者様一人ひとりに合わせた治療計画

保存療法から手術療法まで、幅広い選択肢の中から最適な治療法をご提案します。

駅チカでアクセス便利

大宮駅西口から徒歩3分ですので、通院しやすい環境です。”

早期診断・早期治療が大切です。

臼蓋形成不全は、早期に発見し適切な治療を行うことで、変形性股関節症への進行を遅らせ、日常生活の質を維持することが可能です。

「もしかして…」と思ったら、我慢せずに、お早めにご相談ください。専門医による正確な診断と適切な治療で、股関節の健康を守りましょう。

ご予約・お問い合わせ

予約フロー

当院では、皆様の健康をサポートするため、整形外科のご予約を承っております。
「膝・腰・肩・手首・肘・足首・筋肉がいたい、しびれている、違和感がある」という方も、「受診するほどではないかも…」と思っている痛みや不調も、早期の対応が回復のカギになることがあります。どんな症状でも、まずはご相談ください。当院では、一人ひとりの声に耳を傾けた丁寧な整形外科診療を心がけています。
患者様のご都合に合わせて、以下の3つの方法でご予約いただけます。

  1. STEP01
    お電話でご相談

    「受診するほどではないかも…」「自分では判断できないかから受診や検査について詳しく聞きたい」という方は、どうぞお気軽にお電話ください。経験豊富な職員が、皆様の疑問や不安に丁寧にお答えいたします。

    電話によるお問い合わせ

    電話番号:048-783-2637
    受付時間:8:45~18:00

    些細なことでも構いませんので、気になることがございましたら、ご遠慮なくお問い合わせください。
    詳細な検査を必要と判断した場合は、スムーズに検査のご案内をさせていただきます。

  1. STEP02
    お電話でのご予約

    検査内容についてご理解いただけましたら、お電話で直接ご予約いただくことも可能です。
    ご希望の日時や、その他ご要望などございましたら、お気軽にお申し付けください。

    「受診するほどではないかも…」「自分では判断できないかから受診や検査について詳しく聞きたい」という方は、どうぞお気軽にお電話ください。経験豊富な職員が、皆様の疑問や不安に丁寧にお答えいたします。

    電話によるお問い合わせ

    電話番号:048-783-2637
    受付時間:8:45~18:00

    ご予約の際には、以下の情報をお伺いいたしますので、あらかじめご了承ください。

    ・お名前
    ・生年月日
    ・ご連絡先電話番号
    ・ご希望の検査日時(いくつか候補日をお知らせいただけるとスムーズです)
    ・健康保険証の情報
    ・現在の症状や、健康診断での指摘事項など
    ・現在の症状や、健康診断での指摘事項など

  1. STEP03
    Webからのご予約 (24時間受付)

    ご都合の良い時間に、Webサイトから整形外科のご予約が可能です。以下のボタンより、予約フォームへお進みください。

    Web予約はこちら
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