コラム
“年齢のせい”で治療をあきらめていませんか?
〜いまからでもできること、まだあります〜
- 1 もう○○歳だから、様子を見ましょう
- 2 年齢的に仕方ないですね
- 3 どこに行っても同じですよ
そんな言葉に、心のどこかで納得しきれないまま、痛みを抱えて過ごしていませんか?
私たちは、“年齢のせい”で治療をあきらめないでほしいと願っています。
年齢=治療不可ではありません
確かに、加齢による変化はあります。
関節の変形、軟骨のすり減り、筋力の低下──これらは自然な身体の変化です。
でもそれは、「治療しても意味がない」ということではありません。
- 1 痛みの原因を明確にする
- 2 今できる保存療法や再生医療を検討する
- 3 生活スタイルに合わせた治療計画を立てる
こうした対応で、日常生活の快適さを取り戻した方も多くいらっしゃいます。
高齢だからこそ「QOL=生活の質」が大切
例えば
- 1 階段がつらくて外出を控えている
- 2 夜中の痛みで眠れない
- 3 痛みで趣味や旅行をあきらめた
それがもし改善するなら、「もう歳だから」とがまんせず、もっと自由な生活を取り戻せるかもしれません。
再生医療も、中高年に適応がある治療です
PRPや幹細胞上清液などの再生医療は、軽度〜中等度の変形や慢性痛に悩む方にとって新しい選択肢です。
「もう手術しかない」と言われた方でも、診察・画像評価のうえで、
- 1 ・再生医療
- 2 ・注射治療
- 3 ・運動療法
などが“今の段階でのベストな選択肢”になるケースもあります。
「歳だから仕方ない」と言われた方へ
医療は進化しています。
そして何より、“治したい”と思う気持ちは年齢に関係なく尊いものです。
私たちは、年齢にとらわれず、その人の生活と気持ちに寄り添った治療提案を大切にしています。
どうか、あきらめる前に一度ご相談ください。
次回は「手術をおすすめするのは、こんな方です〜後悔のない判断のために〜」を予定しています。