コラム
座ってるだけじゃもったいない!おしりの話

普段、私たちがあまり意識しない身体の部位――それが「おしり」です。
しかし、おしりはただのクッションではありません。
実は、驚くほど多機能で、あなたの生活の質を支えるスーパー器官でもあります。
おしりは筋肉の要
おしりには大臀筋(だいでんきん)という、体の中でも最大級の筋肉があります。歩く、走る、階段を上る、これらすべてにこの筋肉が関与しています。ところが、現代人は座っている時間が長すぎて、この大切な筋肉がサボりがちです。結果、腰痛や姿勢の悪化、冷え性までも引き起こすことがあります。おしりを鍛えるというと「映える体作り」のように思われがちですが、それだけではありません。おしりを鍛えることは、人生を快適に動かすためのインフラ整備なのです。
おしりの声に耳を傾けましょう
「座りっぱなしでおしりが痛い」「トイレのあと違和感がある」――こうしたサインを軽く見てはいけません。おしりはときに、身体の異変を最初に知らせてくれることがあります。痔(じ)や裂肛、大腸の疾患など、見えないからといって無視するのは危険です。実際、恥ずかしいからといって病院に行かず、症状を悪化させてしまう方は少なくありません。しかし、医師は「おしりのプロフェッショナル」です。あなたのおしりを冷静に、的確に診てくれます。恥ずかしがらずに、プロに任せましょう。
おしりにやさしく生きる
おしりにやさしい生活とは何でしょうか? それは、以下のようなシンプルなことから始まります。
- 長時間座りっぱなしを避け、1時間に1回は立ち上がって動く
- 骨盤底筋トレーニングを取り入れる(いわゆる「おしり体操」)
- お風呂で優しく洗い、清潔を保つ
- お尻にフィットした椅子やクッションを使う
おしりは筋肉の要であり、そして人生の要でもあります。黙って支えてくれているおしりに、たまには「ありがとう」と言ってみましょう。
