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コラム

げっぷが止まらない?―その原因と上手な付き合い方

日常のちょっとした瞬間、つい「げっぷ」が出てしまって気まずい思いをしたこと、誰しも一度はあるのではないでしょうか。
人前で「げっぷ」が出ると、なんとなく恥ずかしい。でも実は、げっぷは体が正常に働いている証拠でもあるのです。

そもそも「げっぷ」とは?

「げっぷ」は、胃の中にたまった空気(ガス)を食道を通って口から出す現象です。
専門的には「嚥下性空気症(えんげせいくうきしょう)」や「呑気症(どんきしょう)」と呼ばれます。空気を飲み込むことで起きる、誰にでも起こる自然な反応です。

食事のときに話しながら食べたり、炭酸飲料を飲んだり、ストローで飲んだりすると無意識のうちに空気をたくさん飲み込んでしまいます。それがげっぷとして出てくるのです。

ストレスが原因になることも

「最近げっぷが増えたな」と感じたら、それはストレスのサインかもしれません。ストレスがたまると、人は無意識に空気を飲み込みやすくなります。
これは「空気嚥下症(エア・スワロウィング)」とも呼ばれ、現代社会では意外と多い症状です。

また、過敏性腸症候群(IBS)や逆流性食道炎(GERD)といった消化器系のトラブルとも関連することがあります。

げっぷと上手に付き合うに

げっぷは病気ではありませんが、あまりに頻繁だったり、胸やけやお腹の張りを伴う場合は、一度医師に相談するのが安心です。

日常生活でできる対策としては:

「出ちゃうものは、仕方ない」くらいの気持ちで

げっぷは身体の自然な働きです。気にしすぎると、かえってストレスになってしまいます。「あ、出ちゃった。まぁ、いっか」くらいの軽い気持ちで受け止めてみてください。小さな「げっぷ」も、身体からのメッセージ。ちょっと立ち止まって、自分の生活やストレス状態を見直すチャンスかもしれませんよ。

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