コラム
「未来を守るために、今できること」― 大腸内視鏡検査で、がんを早期発見・予防 ―
「調子がいいから大丈夫」…本当にそうでしょうか?
いま特にお伝えしたいのが、大腸がんと大腸内視鏡(大腸カメラ)検査の大切さです。
「まだ若いし」「自覚症状もないから」… その油断が命取りになることも
日本では、年間およそ15万人が新たに大腸がんと診断され、5万人以上が命を落としています。
しかも、その多くが「自覚症状がなかった」というのが現実です。
大腸がんは、初期の段階ではほとんど症状が現れず、痛みもなく、不調も感じず、気づいたときには進行していることが少なくありません。
でも、早期発見さえできれば、5年生存率は93%以上治るがんなのです。

大腸がんの5大リスク要因と具体的な予防方法
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たばこ (喫煙)
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喫煙者は非喫煙者に比べて大腸がんリスクが40%も増加します。禁煙で健康な腸を目指しましょう。
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お酒 (特に毎日)
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毎日の多量飲酒はリスクを2〜3倍に高めます。週に数日の休肝日を設け、1日1合程度に。
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運動不足 (座りがち)
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腸の動きが低下しリスク。適度な運動で腸の動きが活発になりリスク低減。一日30分の歩行など、少し汗ばむ程度でOK。
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加工肉・赤肉 (食べ過ぎ)
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食物繊維は腸内環境を整え、発がん物質の排出を促進。納豆・キムチなどの発酵食品も効果的。
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肥満 (内臓脂肪型)
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運動、食生活を見直し、脂肪がつかない生活習慣を目指しましょう。
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たった1時間の大腸内視鏡(大腸カメラ)検査で、これらを守れるとしたら——あなたはどうされますか?