コラム
「未来の健康は“今”の習慣で決まる」—生活習慣病予防のすすめ
生活習慣病とは、食事・運動・睡眠・喫煙・飲酒などの生活習慣が原因で発症する病気の総称です。
代表的なものには以下があります。
◯高血圧
◯糖尿病
◯脂質異常症
◯動脈硬化
◯心筋梗塞・脳卒中などの循環器疾患
これらは自覚症状が少なく、気づかないうちに進行する「沈黙の病気」とも呼ばれています。
生活習慣病予防のために今日からできること
食事は「腹八分目」と「バランス」を意識
偏った食生活は、生活習慣病の大きな要因です。以下のポイントを意識しましょう。
◯主食・主菜・副菜をそろえる
◯野菜は1日350gを目標に
◯塩分はできれば1日5g以下に
◯よく噛んで、ゆっくり食べる

外食やコンビニ食が多い方は、サラダや具だくさんの味噌汁をプラスするだけでも効果があります。
運動は「少しでも毎日」続けることが大切
◯週3回以上、30分程度の有酸素運動(ウォーキング、軽いジョギングなど)
◯エレベーターではなく階段を使う

通勤時に一駅分歩くなど、日常に取り入れる工夫をしましょう。
質の良い睡眠をとる
◯毎日同じ時間に寝起きする
◯スマホやテレビは就寝1時間前にはオフ
◯寝酒は睡眠の質を下げるので控える
◯就寝前にカフェインは摂らない

眠れないときは、軽いストレッチや温かい飲み物でリラックスしましょう。
ストレスを上手に発散する
◯趣味や運動で気分転換
◯誰かに話す(話を聞いてもらうだけでも効果大)
◯深呼吸やストレッチでリラックス

頑張りすぎず、自分を労わる時間も大切です。
禁煙・節酒を心がける
喫煙は動脈硬化やがんのリスクを高めます。
飲酒は適量を守り、休肝日を設けることが大切です。

定期的に健康診断を受ける
生活習慣病は自覚症状が少なく、気づかないうちに進行してしまうこともあります。
年に1回の健康診断や血液検査を受け、自分の体の状態を「見える化」しておくことが予防につながります。
生活習慣病は「早めの意識」で予防できる
生活習慣病の予防は、「特別なこと」ではなく、日々の積み重ねです。
当院では、健康診断や人間ドックを通じて、患者様の健康状態を総合的にチェックし、生活習慣の改善をサポートしています。
「最近ちょっと気になる数値がある」
「予防に取り組みたいけど何から始めればいいかわからない」
そんな方は、ぜひ一度ご相談ください😊